ペギーズコーブにて(ご本人提供)

親子留学とお金

(前編)子ども3人とハリファックス親子留学!体験インタビュー

こんにちは。子ども教育キャンバスのハルです。

親子留学を考えている皆さん、カナダのハリファックスという都市をご存じですか? ハリファックスは、カナダ東海岸にあるノバスコシア州の州都で、親が語学学校に通うことで子どもの学費が無償になる制度がある魅力的な留学先です。経済的な負担を抑えながら、親子で海外生活を経験できるのが大きな魅力ですが、日本にいると実際の生活のイメージが湧きにくいですよね。

そこで今回は、3人のお子さんと1年間の親子留学を経験したYさんにインタビュー! ハリファックスを選んだ理由や学校選び、生活費のリアルについて詳しくお話を伺いました。

このインタビューは前編・後編の2回に分けてお届けします。今回は前編として、ハリファックスを選んだ理由や学校選びについてご紹介しますので、親子留学を考えている方はぜひ参考にしてみてください^^

お話を伺った人

Yさん。30代後半のシングルマザー。小学5年生の双子(男女)と年長さんの女の子の合計3人のお子さんを連れてカナダノバスコシア州のハリファックスへ留学中。2025年3月に帰国。

なぜ親子留学をしようと思ったのですか?

職場の同僚との会話で、25年前にオーストラリア親子留学したときの経験を聞き、興味を持ちました。子どもたちが海外で生活することにより、自然と英語に興味を持ち、無理なく学べるのではと思ったので、親子留学をしてみたいと思いました。

なぜハリファックスを選びましたか?

以前のオーストラリアでは親の語学学校進学で子どもの現地校の学費が無料の制度がありましたが、現在その制度があるのがカナダのハリファックスとモントリオールのみでした。その制度を利用して留学したいと考えていました。モントリオールはフランス語と英語を学ぶことになりますが、子どもたちには英語に触れた経験も少ないので、フランス語が必要ないハリファックスを選びました。

地域の子ども達が集まって参加したクロスカントリー(ご本人提供)

ハリファックスってどんなところ?

ハリファックスはカナダ東海岸、ノバスコシア州の州都です。人口は約44万人の港町で、カナダの大西洋岸最大の都市として知られています【¹】。ハリファックスは大西洋に面した港町であり、カナダ国内でも英語のネイティブスピーカーが約86%と高く、日本人の割合は**約0.2%**と非常に低いため、本格的な英語環境で学べる留学先として一定の人気があります【²】【³】。

参考リンク

【¹】カナダ統計局 2021年国勢調査 - ハリファックス人口データ

【²】カナダ統計局 2021年国勢調査 - 言語データ

【³】カナダ統計局 2021年国勢調査 - 民族・移民データ

3人のお子さんの学校選びや入学手続きはどのように進めましたか?

最初は日本にある留学エージェントに連絡し、東京でカウンセリングを受けました。次女は当時4歳で、5歳になる年からカナダの小学校に通うことができ、学費が無料になる制度が適用されると聞きました。そのため、そのときは話を聞くだけにとどめました。「現地ではどうやってお世話してくれるのですか?」と聞いたところ、現地に住むスタッフがサポートしてくれるとのことでした。

その後、いろいろと調べる間に現地拠点エージェントのカウンセルカナダさんを知りました。いずれ現地スタッフにサポートしてもらうなら、最初から現地に住むエージェントに依頼したほうが効率的だと考え、申し込むことにしました。

カウンセルカナダ(クリックすると留学エージェントさんのページが開きます。)

2023年1月 現地在住のエージェントの個別相談を受ける

現地在住エージェントであるカウンセルカナダさんにZoomで無料相談をしました。外国に移住するのは厳しいというイメージがあったので、「私なんかでも行けるんですかね?」と尋ねたところ、話を聞くうちに、資金さえ用意できれば英語の試験や入学試験なしでも渡航できると分かり、一気に気持ちが高まりました。代表の牧さんはとても感じの良い方で、「お願いするならこの人!」と直感しました。

2023年9月 申し込み

次女が5歳を迎えたあとの4月入学を目指していたので、その半年前にあたる9月に正式な申し込みをしました。

いつ留学エージェントにコンタクトとると良い?

受け入れ可能枠数が限られることもあるので、早めに相談することをお勧めします。渡航までの手続きには時間がかかるため、半年から1年前には相談を始めるのが理想的です。早期に相談することで、ビザ申請や学校選び、住居探しなど、必要な準備を余裕を持って進めることができます。

2023年10月 準備開始

仕事をしながら合間を縫って準備を始めました。エージェントさんが語学学校等の手続きを進めてくれました。私は主にビザ申請に必要な書類を準備しました。出発の3ヶ月前からは月に1度、牧さんとZoomで相談をすることができ、安心しました。

2023年11月 ビザコンサルティング会社にコンタクトをとる

ビザjpにビザサポートを代行依頼しました。ビザは数日後には降りました。コンサルタントさんのアドバイスに基づいて子どもたちはビジターレコードにしました。

2024年4月 カナダへ渡航。1年の親子留学がスタート(2025年3月帰国予定)

学生ビザの承認期間はどのくらいかかるの?

Yさんはビザが数日で降りていますが、これはかなりラッキーなケースです。通常は4ヶ月前後かかったりするので、やはり早めに動くのが吉といえます。

ビザプロセスタイムの確認用のカナダ政府サイト(英語サイト)
Temporary residence / study permitを選択すると所要期間が表示されます。

いつ何をした?カナダ・ハリファックス親子留学のダンドリまとめ

住むところはどうやって見つけましたか?

エージェントさんから紹介していただきテイクオーバーの物件に入居しました。1 Bedという、ベッドルーム一つと、キッチンとリビングがそれぞれ独立している間取りでした。

バルコニーからウォーターフロントに寄港するクルーズ船が見えます(ご本人提供)

カナダの賃貸のテイクオーバー って?

現在の入居者が契約を途中で引き継ぐ制度です。家賃が抑えられ、初期費用が少なく、好条件の物件を見つけやすいです。また、入居時期の調整が可能で、家具や家電を引き継げるなどメリットが多数あります。大家さんの承認や契約期間の制限がありますが、対策は可能です。

2025年最新版:カナダ留学のための家探しのダンドリと検討ポイント

生活費はどれくらいかかりましたか?

最初の面談では計画時の予算は、家賃15万円、私の語学学校の費用が年間150万円、往復航空券、プラスその他交通費や食費などトータルで600万円くらいあれば生活できるということでしたが、8ヶ月後に申し込んだ時点では物価上昇や円安の影響で、予想以上に高くなりました。振り返ってみると1年の留学で約900万円かかりました。

来て最初は、学用品を揃えたり調理器具などの生活準備費に飛んでいきました。1年持たずに資金がショートするのが怖くて毎日家計簿をつけていましたが、半年くらいたったところで相場感や支出の見立てが見えてきて資金内で収まると実感できたので、徐々に外食もするようになりました。

細かい話でいうと、住んでいた部屋は洗濯機がついていないタイプで、コインを入れて洗濯をする必要がありました。子ども3人いたというのもあり、1回3ドル、乾燥機に入れて乾かすまでのすべてのプロセスを含めると、洗ってから乾くまで6ドルかかりました。

夏はお金を使いましたね! 1年の留学だったので、バスを駆使して移動式遊園地や水上アスレチック、屋外プールに行きました。子どもたちにサマーキャンプを経験させたく、1週間申し込みましたが、1人230CAD×3人分なので1週間が限界でした。1日を通してクラフト、ゲーム、スポーツを行い、充実して過ごすことができ、楽しかったようです。

夏には水着を着てウォーターパットのある公園巡りをしました(ご本人提供)

 

他には、秋に友人がカナダに旅行に来ることになり、トロントで待ち合わせをしてハリファックスから3泊4日の国内旅行に行きました。ナイアガラの滝や市内観光をしました。トロントタワーは、スカイツリーの方が高いので、行きませんでした(笑)。あとは、トロントに為替レートが良い両替所があったので、子どもたちが日本円のお小遣いをカナダドルに替えて喜んでいましたね。

ナイアガラの滝の前にて(ご本人提供)

サマーキャンプはお金を払って利用しましたが、11月頃に通っていた小学校でHRMレクリエーションプログラムメンバーシップの登録会があり、そこに参加しました。それからは各種スポーツのプログラムやキャンプの100%割引が適用されて、12月からはバドミントン、サッカー、ダンス、バレーなどの週1のプログラムに無料で参加することができました。

ハリファックスでの生活にかかる費用

ノバスコシア州は消費税が15%とカナダで最も高いため、生活費の計画は余裕を持って立てることをお勧めします。

2025年最新版:カナダ・ハリファックスの生活費まとめ 家賃、光熱費など

まとめ

Yさんの体験談から、ハリファックスでの親子留学の実態が具体的に見えてきました。予算面では物価高や円安の影響を受けながらも、現地の無料プログラムを活用するなど工夫を重ねることで充実した生活を送れたことがわかります。後編では、Yさんが実際に経験した親子留学ならではの困難や課題、学校での子どもたちの様子や人間関係、そして英語学習についてさらに深掘りします。リアルな体験談から見えてくる、新たな発見や驚きをシェアさせていただきます!(子ども教育キャンバス ハル)

(後編)子ども3人とハリファックス親子留学!体験インタビュー

  • この記事を書いた人

Haru

2021年秋にカナダ・ハリファックスへ家族5人(未就学児〜小学高学年の子ども3人と夫)で移住。語学学校とカレッジを経て、2023年より現地のデイケアでECE(保育士)としてフルタイム勤務。2024年春に永住権取得。 当ブログ「子ども教育キャンバス」では、カナダハリファックスを中心とした生活情報や子育て関連情報を現地からお届けしています。 子どもを連れて日本を飛び出し、海外でゼロから生活基盤を立ち上げて暮らすことは、真っ白なキャンバスに絵を描いていくようなもの。このブログを通して一人ひとりが思い描いた生活を実現できるお手伝いができると嬉しいです!

-親子留学とお金

© 2025 子ども教育キャンバス Powered by AFFINGER5