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【体験談レポート】カナダ・ハリファックスの公立中学生ライフ

こんにちは!現在中学2年生のジンジャーです。私は2021年の小学6年生の夏にカナダのハリファックスに来ました。
このページでは私が通っている中学校の生活について紹介します。

ノバスコシア州の公立の中学校の科目って何があるの?

中学校の科目は全部で12科目あります。ノバスコシア州の公立の中学校には、数学、ELA(国語)、社会、理科、体育、音楽、保健、美術、家庭科、IL、図工、そしてフランス語の12科目があります。数学に関しては、日本の中学二年生が勉強する内容ではなく、日本の6年生、中学一年生がしている内容なので、日本で数学が得意でも不得意でもないという人でも簡単だなと思える内容なので、心配は必要ないと思います。でもELA(国語)は、日本で国語が得意な人でも、英語が得意でないと感じる人は、英語の勉強が必要になってくるのでELA(国語)はどの科目よりも頑張る必要があります。このフランス語に関しては、日本で英語を学ぶような感覚で習います。

中学校で分数の計算をします!

授業の雰囲気は?(一斉授業かグループワークが多いか)

だいたい一斉授業とグループワークが50:50の割合であります。課題によりますが、カナダでは隣の机の人とアイディアを共有してくださいと言われることが多いです。

 

テストはある?どんなテスト?

ありますが、日本の中学校みたいに定期テストはありません。グーグルクラスルーム上で課題が発表されるので、期限までに取り組んで提出します。提出物に対して評価がされることがほとんどです。

 

中学校の一日の流れ

中学校の一日の流れは学校によりますが、私の通っている中学校ではこのような時間割になっています。

このウィーク1とウィーク2というのに関しては、ウィーク1→ウィーク2→ウィーク1→ウィーク2のように、毎週交互に変わっていきます。

 

 ランチタイム

ランチタイムをどう過ごすかは主に二つの選択肢があって、外食に行く、お弁当を持参するなどです。他にも、学校にある自動販売機でスナックやジュースを買ったり、毎週木曜日だけにあるピザランチを食べることができます。

 外食をしにいきたい場合

外食をしにいきたい場合は保護者の許可が必要なので、新学期に貰うであろう紙に保護者のサインを署名して先生に提出する必要があります。

 

 お弁当を持参する場合

お弁当を家から持ってきたら、教室の中、人によっては庭で食べている人がいます。

 

 ピザランチデー

私の学校では毎週決まった曜日にピザランチデーがあり、新学期の始まりに一年分のピザのお金を払ったら、その一年は毎週ピザを食べることができます。

 

 自動販売機

私の学校に合う自動販売機では、ミニサイズのポテトチップス、炭酸ジュース、チョコレートバー、ミニサイズのグミ、クッキーなどを買う事ができます。値段は大体1.5ドル(150円)くらいで、高かったら2ドル(200円)くらいです。

部活はどんなものがある?いつやるの?

部活の種類は学校によって違いがありますが、私の学校の場合はサッカー、バスケットボール、バレーボール、バトミントン、ミュージカル、バンド、リーダーシップ、ロボット工学などたくさんあります。

 

スポーツ系の部活はランチタイムや放課後に練習しています。シーズンに入ると、他校と試合をしたりしています。そのため、スポーツ系の部活に入っている子は試合に向かうため授業の途中で帰ることが多いいです。

 

バンドは、音楽の授業のときはバンドの子とバンドに入っていない子に分かれて授業を行うのでそのときに練習したり、放課後練習をしています。

クラスの数や特徴は?

私の学年は全部で5クラスあります。でもそのうちの1クラスはフレンチイマージョンと言って、普通のクラスと同じ授業の内容ですが、授業をフランス語で受けるという特別なクラスです。1クラスは大体25〜30人ぐらいです。

このようにクラスの人数もクラスの数も多いいので、体育や音楽はクラス合同で受けることもあります。

Cell Phone Hotelといって授業中はスマートフォンをポケットにいれるルールがあります。

 

持ち物・服装は?

私の通っているノバスコシア州の公立の中学校は制服はなく、制服があるのは私立の学校などです。私の学校のほとんどの人は男女共通で、上はフーディー(日本でいうパーカー)、下はスウェットパンツの人が多いです。

女子の場合は、丈の短いTシャツにスウェットパンツを着ている人がほとんどです。人によっては、「大丈夫!?」と、思うほど露出している人もいます。

男子の場合は、フーディーとスウェットパンツを着ている人がほとんどです。

ほとんどの人は、白い靴下に白い靴を履いてきたり、クロックスできています。

友達の作り方は? いつどんなふうに遊ぶの?

日本にいたときと違って友だちを作るときに気をつけていることは、相手が話しかけてくれるまで待つのではなく、自分から話かけることです。話しかけられたら同じ趣味があるか聞いたり、共通点を探すことです。日本では日本語で話せて細かく教えられることも英語になると言えなくなったりと不便ですが、共通のことを見つけたら良い友だちになれると思います。

 

日本からカナダの学校に変わって、自分の中で何が変わった?楽しかったこと、大変だったことは?カナダでの学校生活を楽しむポイントは?

変わったこと

学校生活が大きく変わりました。日本のときは、日によって六時間授業や五時間授業に変わってたり、授業参観日があったりしていましたが、カナダに来てから毎日五時間授業で、3時ごろには学校が閉まるようになりました。

 

楽しかったこと

クラスのみんなで先生引率のもと、フィールドトリップでスケートをしに行ったことです。(スケート靴は施設で貸し出ししています)

 

大変だったこと

英語でやり取りをするのは難しかったです。英語ができないと、友だちを作るのも難しいし、学校で課題を出されたときに何をすれば良いのかわかんなかったり色々不便です。授業では1人1台クロームブックが貸し出されているので、来たばかりのころは、翻訳機を使っていました。文章を作るときには翻訳機を使っていましたが、1年くらいたったらあまり使わなくても先生の指示が分かるようになりました。(日本では小学校の英語の授業を6年生の夏まで受けてきただけで特に何もしていませんでした)。1〜2年もすれば学校生活で英語には困らないと思います。

これからカナダに留学に来る人はどんな準備をしたらよい?

あくまでも私個人の考えですが、小学校から来る人は英語の準備はしなくても大丈夫だと思います。中学・高校から来る人は、英語はできるだけ準備してきたほうがいいと思います。課題でエッセーを書く必要が出てくるためです。特に単語と文の作り方を勉強してくるのがいいと思います。リスニングや発音はこっちにきてどんどんできるようになると思うので、そこまで心配しないで大丈夫だと思います。

 

 

  • この記事を書いた人

Haru

2021年秋にカナダ・ハリファックスへ家族5人(未就学児〜小学高学年の子ども3人と夫)で移住。語学学校とカレッジを経て、2023年より現地のデイケアでECE(保育士)としてフルタイム勤務。2024年春に永住権取得。 当ブログ「子ども教育キャンバス」では、カナダハリファックスを中心とした生活情報や子育て関連情報を現地からお届けしています。 子どもを連れて日本を飛び出し、海外でゼロから生活基盤を立ち上げて暮らすことは、真っ白なキャンバスに絵を描いていくようなもの。このブログを通して一人ひとりが思い描いた生活を実現できるお手伝いができると嬉しいです!

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