ハリファックスからダートマスに向かうフェリーにて

親子留学とお金

なぜバンクーバーでもトロントでもなくハリファックスに親子留学?

こんにちは。2019年の9月からカナダのハリファックスに住んでいます。夫とともに子ども達が11歳、8歳、5歳のときに移住してきました。カナダ留学といえばトロントやバンクーバーを思い浮かべる人が多いと思いますが、どうやって留学先をハリファックスに決めたかについてシェアしたいと思います。

 

留学先をカナダに決めた経緯

もともとはドイツに移住する計画でした。というのも、ドイツでは小学校から大学院まで、国籍を問わず公立の学校の学費が無料になるからです。他にも自分たちの考える基準に合致していたからです。

わが家の留学先の候補基準

・東京暮らしと同じかそれ以下の生活費で暮らせること
・子どもの教育費が無償になること
・色んな人種の人たちが暮らしているところ

 

実際に、前年に家族5人で視察にも行ってきました。
(詳しくはプロフィールをご覧ください)

 

しかし、コロナ禍に突入し、入国できなくなるという事態に。さらに、アジア人差別や日本人をターゲットにした不動産詐欺が横行して大使館サイトから警告が出るなど不安要素が目につくようになってきました。

そこで別の国を改めて検討することに。

オーストラリア、ニュージーランド、カナダの中から留学先をカナダに絞る

アメリカはコロナ禍にアジア人差別が問題になったり銃社会というのが気になり、最初から対象外でした。
オーストラリア、ニュージーランドも魅力的なのですが、物価が高い・・・。そこで物価が安いフィリピンのセブ島も調べてみることに。ただ英語環境を確保しようとするとインターナショナルスクールに通わせる必要があり「教育費無償」という条件は満たせそうにない。治安面での不安もあり候補ではなくなりました。

このように「お金」「治安」を天秤にかけて検討した結果、消去法で必然的にカナダに絞られました笑
さらに、親が学生になれば、子どもが現地校へ無償で通えるという情報がたくさんでてきたのもカナダ留学への決定打でした。日本でインターナショナルスクールに通うよりも全然安く英語環境で生活できるのでは?!と。

パターン別留学費用※学費のみ。概算、2019年調べ

日本でインターに通う    ・・・300万円/人(子ども3人で900万円!)
カナダで子どもだけが現地校  ・・・150万円/人(子ども3人で450万円)
私が学生+子どもたちが現地校 ・・・150万円/人(大人の学費分のみ。子ども3人は無償)


ということで、私が学生になる方向で検討しました。具体的には大学入学かカレッジ入学が条件なのですが、日本の大学と比べて卒業するのが大変という噂。。当時は子どもたち3人を1人で連れて行く予定だったので、学生をしながら子どもの送り迎えや学校生活に慣れるまでのサポートができるイメージができませんでした。

 

ノバスコシア州は他の州に比べ親子留学のハードルが低いことを知る

しかし、調べを進めていくとカナダの中にも親が語学学校に通いさえすれば子どもの現地校が無償になる州を見つけます。

それが、ノバスコシア州とケベック州でした。ちなみに、バンクーバーやトロントは親がカレッジか大学に行くことが子どもの学費が無償になるために必要です。

ノバスコシア州とケベック州の決定的な違い

ノバスコシア州    ・・・英語
ケベック州      ・・・看板や交通機関の表示などがすべてフランス語

フランス語表記の生活環境で生活できるのか・・・?ドイツに行くためにドイツ語を勉強していたので、新たにゼロから言語を学ぶことの大変さは痛感していたし、フランス語がわからないので子どもたちの宿題をみるのも厳しいと思いノバスコシア州に決めました。

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信頼できるエージェントさんに出会えたことで決断できた

ノバスコシア州のハリファックスというところには語学学校があって、そこに通えば子ども達が無償で公立学校に通えそうだ!でも何からすればよいのか分からない…そんなときに出会ったのが、カウンセルカナダの牧さんという方で、ハリファックスの現地に住みながら高校留学や親子留学のサポートをされている方でした。毎年連続で州から優良エージェントに認定されていることと実際に長年住んでいらっしゃる安心感から、すぐに無料相談を申し込みました。

無料相談では、私は車の免許を持っていなかったので、徒歩圏で生活できる街である必要がありました。「歩いてスーパーに行ける?」「どのくらい雪が降る?」「小学校の人数はどのくらい?」など現地の生の情報を教えてもらい生活イメージをつけることができました。

また、やりとりする中でとても信頼できるお人柄だったので、行ったことがない国でしたが何かあってもこの人に聞けばなんとかなるかも!笑 と思い決断に至りました。

実際、渡航後も銀行口座の開設に同行してもらったり習い事情報を聞いたりと本当にお世話になりました!

こちらのエージェントさんに頼みました!

 

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いかがでしたか?参考になれば幸いです。

  • この記事を書いた人

Haru

2021年秋にカナダ・ハリファックスへ家族5人(未就学児〜小学高学年の子ども3人と夫)で移住。語学学校とカレッジを経て、2023年より現地のデイケアでECE(保育士)としてフルタイム勤務。2024年春に永住権取得。 当ブログ「子ども教育キャンバス」では、カナダハリファックスを中心とした生活情報や子育て関連情報を現地からお届けしています。 子どもを連れて日本を飛び出し、海外でゼロから生活基盤を立ち上げて暮らすことは、真っ白なキャンバスに絵を描いていくようなもの。このブログを通して一人ひとりが思い描いた生活を実現できるお手伝いができると嬉しいです!

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