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親子留学とお金

カナダ留学を決めてから渡航までにかかったお金

親子留学を考える際に、要になってくるのがお金の話。この部分を我が家がどうしたのかについて紹介します。金額は2020年の見積もり時点で金額変更になっている可能性があるので、あらかじめご了承ください。

学生ビザ取得にかかったお金(語学学校、申請費用、家賃デポジット、エージェント費用など)

語学学校のお金【必須】

妻:40週(10カ月)CAD$10,870  夫:20週(5カ月)CAD$6,472
カナダのハリファックスは親が語学学校に行くと子どもの公立学校の学費が無償になります。なので、子ども達3人分の学費を無償にしてもらうために、私達は夫婦共に語学学校へお金を払いました。複数のエージェントさんに連絡をとり、相見積もりをして価格がリーズナブルだった、CLLCという語学学校に決めました。夫は私より短めの半月にしました。

語学学校の費用を節約する方法として、自分で直接申し込むよりもエージェントさんを通すほうがキャンペーンが適用されて費用が安くなる場合があります。(語学学校も個人のお客さんと個別対応するよりも、エージェントさんに取りまとめてほしいと考えているらしいです。)なので、個人で語学学校にコンタクトをとる前に、エージェントさんに連絡して相見積もりをいただくことを個人的にはオススメします。なお、送金は手数料がリーズナブルなワイズを利用しました。

 

ビザ申請費 学生ビザ申請費用【必須】

CAD$750($150×5人分)

カナダ政府へ払う、プロセスにかかるお金です。

 

ビザ申請代行費用【人による】

合計CAD$2,150

この金額は、5人分(大人1人CAD$700×2、子ども1人 CAD$250×3)の合計費用です。こちらにきて周囲を見渡すと、留学経験がある人、過去に自分で申請したことがある人、職業柄詳しい人、また英語が得意な人は自分で申請している印象でした。

自分でやれば費用が大幅に節約できますが、我が家の場合は子どもが3人を親に紐づけてくるといった少し特殊な状況でしたし、何よりビザ申請というものが初めてで、英語力にもそこまで自信がなかったのでお願いしました。カナダに来てからは、学生ビザの延長は自分でオンラインで行いました。

 

エージェント費用【人による】

CAD$2,300×1家族分

ハリファックス現地に拠点をおく、カウンセルカナダさんにお願いしました。渡航前にやるべきことをナビしてくれるだけではなく、到着時の空港お迎えや、街案内、到着後の銀行口座の開設(家賃の支払いに必要)など同行してくれたのでとても助かりました。

 

旅行保険費用 1年分【ほぼ必須】

CAD$1971 (家族5人分)

エージェントさんから紹介されたいくつかの会社のうち、Manulife社のCover meという保険に加入しました。ビザの期間にあわせた期間の分の保険に加入しました。歯が欠けて治療を受けたときCAD$380かかったのですが、歯科でもCAD$100カバーされたので助かりました。他にも、子どもが学校の遊具から落ちて人生初の骨折を経験したのですが治療代(診察と経過観察の通院で合計CAD$4200!)が全額カバーされたので、加入しておいてよかったです。

 

飛行機代【必須】

5人で100万円ほど(8月後半のフライト・片道分)

グーグルフライトを利用して一番安いフライトを探しましたが、この金額でした。ハリファックスでは入居する家の住所があることが、学校入学登録の条件になります。(エアビーなどの一時滞在先はNG)なので、9月から登校するには8月中に入学登録をする必要がありました。

 

家賃のデポジット【オーナーによる】

security deposit として家賃半月分$943.00、加えて1カ月分の家賃$1,886(前払い制)

2bed room + den(納戸)で1カ月の家賃は CAD$1,886でした。エージェントさんに間に入ってもらいながら契約書に入力したりしました。

 

 

携帯のSIMカード代【渡航規制状況による】

当時はコロナ渦でカナダの空港などでアプリに、陰性かどうかの状況報告をしなければならなかったので渡航前にSIMカードを買う必要がありました。エージェントさんから紹介された数社の中から、けーたい屋 を選んで購入しました。自分のスマホはシムフリーだったので、そのまま使え、最初にカナダに入国したときに、SIMカードを差し替え、ほどなくして開通しました。ました。

荷物運搬費用 

引っ越し会社を使って海外へ荷物を送るとなると50〜100万円ほどかかりそうだったので、自分で持ってこられる分だけ持っていくことにしました。エアカナダを利用したのですが、当時は1人2箱まで持っていけました。指定サイズぎりぎりに収まるダンボールを購入して、家族5人で10箱、頑張って持っていきました。

捨てられない家具は実家に送って保管してもらいました。日本語の維持や日本の学校の勉強のために、絵本や児童書、教材は持っていきたかったので、印刷物のみを対象としている郵便局の「特別郵袋印刷物」というサービスを利用しました。300冊ほど送って7万円くらいで済んだかと思います。取り扱いの郵便局が限られるので事前確認をオススメしますが、書類を大量に持っていきたい場合はうってつけのサービスだと思います。

国内一時滞在先の費用(出国前に家がない場合)

家の売りどきはゴールデン・ウィークだと思っていたので、そのタイミングで言い値で売れたはいいものの、カナダの家も決まっておらず、ビザが下りず出国ができませんでした。なのでエアビーを借りて子ども達はそこから学校に通う生活が2カ月弱続きました。可能な場合は実家にお世話になる、という選択肢もあると思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?ビザの申請手数料や荷物の運搬費用は節約のしどころだなと思った人もいるかもしれません。各家庭の状況やスケジュール感に応じてアレンジしていくと良いのかなと思います。語学学校の費用は相見積もりをいただくことをオススメします。
ちなみに、私は10カ月分払いましたが、渡航後しばらくして永住権を目指すことにしたので3カ月でカレッジにうつりました。残り7カ月分は返金されませんでしたが、この費用を夫の学費分に移すことができました。(夫は半年分しか払っていなかったので好都合でした。)夫婦で語学学校に通われる場合は、同じ学校にするか違う学校にするかという論点があるかもしれませんが、いざという時に学費のシェアができるかどうかもチェックポイントになりそうです。

  • この記事を書いた人

Haru

2021年秋にカナダ・ハリファックスへ家族5人(未就学児〜小学高学年の子ども3人と夫)で移住。語学学校とカレッジを経て、2023年より現地のデイケアでECE(保育士)としてフルタイム勤務。2024年春に永住権取得。 当ブログ「子ども教育キャンバス」では、カナダハリファックスを中心とした生活情報や子育て関連情報を現地からお届けしています。 子どもを連れて日本を飛び出し、海外でゼロから生活基盤を立ち上げて暮らすことは、真っ白なキャンバスに絵を描いていくようなもの。このブログを通して一人ひとりが思い描いた生活を実現できるお手伝いができると嬉しいです!

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