<PR>カナダへの留学準備。多くの方が「持っていかなくて後悔したくない」「身軽で行って現地調達したいけど同じものが手に入る…?」と悩んでいるのではないでしょうか。カナダは先進国なので基本的に必要なアイテムは揃いますが、それが自分に合っているかは別問題。この記事では、カナダ親子留学に必要な持ち物を挙げながら、日本とカナダのクオリティの違いについて紹介します。日本から持っていこうか迷っているアイテムがあれば参考にしてみてください。なお、子連れ留学するお母さん目線でリストを作っているので、単身留学の人は必要に応じて飛ばしてください。
目次
渡航に必要な書類一式
まずは、渡航するために忘れてはいけない必需品です。
- パスポート
- ビザ査証(親と子ども)
- 航空券
- 海外旅行保険証
- 現金とクレジットカード
- 国際運転免許証(運転予定の人)
- 入学許可証(学校に通う予定の人)
- カナダ・ドル表記の英文残高証明書
人によっては他に必要な書類があるかもしれないので、出国前に必ず確認が必要です。特に学生ビザの取得には時間がかかることがあるので、早めの準備をおすすめします!
我が家の場合
ビザ申請に使った書類一式を持参しました。特に戸籍謄本の原本と英訳した書類は、ビザ更新や永住権申請の際に再利用できたので助かりました。
次に、カナダ親子留学の準備アイテムを項目別に紹介します。
衣類・医薬品
- 衣類(ボトムスは現地でサイズや形が合うものを見つけるのが難しい)
- 洗濯ネット(日本の100円ショップのものでも丈夫で長持ち)
- ストッキング、タイツ(日本製は安価で高品質)
- 水着(海、プール、川、湖での活動に。品質重視なら日本で購入を)
- 医薬品(常備薬、風邪薬、解熱剤、胃腸薬、外傷薬、絆創膏、目薬など)
我が家の場合
気軽な気持ちで日本で購入して持ってきた口内炎パッチが渡航後大活躍しました。一時帰国の際に買い足したくらいです笑。他にもドライアイなので、涙に近い水分でできた保湿用目薬や使い切りタイプの抗菌目薬も持参しちょっとした充血やものもらいになりそうな予感がしたときに点眼して予防しています。日本から持ってきたプロペト(白色ワセリン)もひどい手荒れのときや部分乾燥、切り傷、擦り傷など子どもから大人まで幅広く使えるアイテムとして重宝しています。
冬アイテム(11月〜3月頃)※ノバスコシア州基準
カナダノバスコシア州の冬は11月〜3月にかけては0℃前後、体感だと風の影響で−5℃〜−10℃と日本よりも厳しいため、身に付ける衣類の防寒性能が冬の屋外活動の満足度に直結します。予定しているアクティビティを想像しながら、適切な防寒アイテムを選びましょう。
- ダウンコート
- 防水・防寒ブーツ
- ニット帽、マフラー、手袋
- 厚手のセーター
- ユニクロのウルトラライトダウン
- ユニクロのヒートテック
ダウンコートと防水・防寒ブーツは現地調達の方が防寒性に優れ、安価に購入できます。マイナス30度まで対応するものもあります!
その他のアイテムは日本の方がサイズやデザインの選択肢が豊富なので、お気に入りのものを持参するとよいでしょう。
我が家の場合
ダウンコートはPatagonia、ブーツはUGGの防水タイプをカナダで購入しました。日本での防寒コートのブランドでいうと、カナダグースやモンクレールがありますが、カナダのハリファックスではモンクレールは少数派で、カナダグースを着ている人が多い印象です。
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夏アイテム(6月〜9月頃)※ノバスコシア州基準
カナダノバスコシア州の夏は、気温は高くても30℃前後なのですが、20℃前後でも依然として日差しは強烈です。夏季滞在予定の方には、以下のアイテムをお勧めします。日本よりも涼しいとはいえ、強い日差しで肌が焼けるような暑さを感じる日もあります。そのため、日本の夏の熱中症対策グッズも重宝するでしょう。
- 日焼け止め
- サングラス
- 帽子、アームカバー、日傘
- クールリング
- 携帯扇風機
日焼け止めは、日本で使い慣れたものがあればそれを持参するのがよいでしょう。カナダでは試供品がほとんどないので、現地購入の際は事前に下調べをしてから選ぶことをお勧めします。
サングラスは、日本で自分の骨格に合うものを多く見つけられます。カナダの帽子は、デザインや形のバリエーションが限られています。アームカバーや日傘はあまり売られていないので、日光アレルギーがある方は、完全遮光タイプを日本で購入して持参することをお勧めします。
我が家の場合
カナダに来てからしばらく普通の帽子を使っていたのですが、完全遮光の帽子に変えてから頭痛や眩しさから解放されました。(芦屋ロサブランとサンバリアを検討して好みで芦屋ロサブランのつばの長い帽子を買いました。)眩しさが苦手な方にはおすすめです!カナダのアパートやコンドミニアムは暖房がありますがクーラーがないことが多々あります。真冬は半袖で過ごせるほど暖かい一方、真夏は暑いという盲点があるので、夏場対策にクールリングが重宝します。
日用品
日用品は基本的に現地で購入できますが、敏感肌だったりすると環境の変化が肌に大きな刺激となる場合もあるため、慣れ親しんだものを持参する方が無難です。
- 化粧品・スキンケア用品(カナダではクレンジングはウォータータイプが主流で、オイルタイプの選択肢は限られています)
- タオル
- 歯ブラシ・歯磨き粉(カナダの歯ブラシは一般的にヘッドが大きいです)
- ヘアケア用品
- 爪切り、綿棒
- マスク(日本製は柔らかく肌に優しいタイプが多いです)
- メガネ、コンタクト(コンタクトはカナダでも入手可能ですが、同じ製品があるか事前確認が必要です。メガネは日本の方が自分の骨格に合うものを手頃な価格で見つけやすいでしょう)
- 生理用品(日本の方が肌にやさしめです。こだわらなければ現地で十分調達できます)
特に肌に直接触れるものは、日本製品に慣れている方は持参することをお勧めします。コンタクトに関しては、ハードタイプがカナダでは珍しいため、日本から持参することを強くお勧めします。
我が家の場合
- 歯ブラシはカナダのはヘッドが大きいので日本の電動を買って持っていきました。
- メガネはJINSで2セット買っています。カナダで作ろうと思うととても高いです。
- コンタクトは日本で使っているメーカーのものがカナダでは売られていなかったので、日本一時帰国時に大量に買いました。
- マスクは肌にやさしいものを見つけるのが難しく、あってもとても高いので、日本から沢山もっていきました。
電化製品
日本の電化製品は、多くの場合カナダでも変圧器や変換プラグなしで使用できます。
- 変圧器・変換プラグ(必要な場合)
- ノートパソコン
- スマートフォン
- カメラ
- ドライヤー(カナダでは小型で高性能なものが見つかりにくい)
- シェーバー
- 電子辞書(お子さんがにスマホを渡すのに抵抗がある方におすすめ)
- モバイルバッテリー
- Kindle
カナダの電圧(110V〜120V)が電源アダプターの対応範囲内なら問題ありません。カナダの三口プラグは日本の二口タイプと互換性があります。ただし、日本(100V)とカナダ(120V)の電圧差により、一部の製品は使用できない場合があります。最近のパソコンや携帯充電器には自動変圧機能があるため、通常はそのまま使えますが、そのまま使うと破損や火災になりかねないので確認は必要です。
カナダのドライヤーは頂いたことがありますが、音が大きい割に風量が物足りないことがあるので、日本のものを持参するのがおすすめです(変圧器・変換プラグの要不要の確認は必須です)。
我が家の場合
読書は元々は紙派で、日本ではコンビニに行くように頻繁に本屋にフラッと行っていました。カナダに来たらきっと重宝すると思い購入を決意。船便で送るか迷った本をデータ化して読んだり、日本の新刊を読みたいときに使っています。
学習用品・文房具
- 勉強道具(ノートパソコン、辞書など)
- 学用品(カナダと日本ではノートの規格が異なります)
- 文房具(日本製のシャープペンシル、芯、ボールペン、消しゴムは高品質です)
我が家の場合
カナダのシャープペンシルは芯がすぐに折れてしまうので、日本製を愛用し続けています。
健康記録の英文書類
健康管理は非常に重要です。
- 予防接種証明書:カナダの学校では特定の予防接種が必須となる場合があります。
- 医療記録の英訳:子どもの病歴やアレルギー情報を英訳しておくと、現地の医療機関利用がスムーズになります。
- 常備薬と処方薬:必要な薬は十分に持参し、現地の医師に処方内容を伝えるための英訳も準備しましょう。
我が家の場合
長期の家族移住だったので、家族全員の予防接種の有無の確認をしました。大人も子どもも何が必要か判断がつかなかったため、渡航前に新宿の国立国際医療センターの予防接種外来を受診しました。そこでカナダ渡航に必要な予防接種について医師に相談し、ワクチン接種をしました。子どもたちが鼻炎持ちだったので耳鼻科を受診し、多めに薬をもらってカナダへ持っていきました。(カナダで日本の耳鼻科のような診察を受けるには、まずウォークインなどの内科的な総合診療を受けてはじめて専門医の診察を予約できる、といったプロセスを踏む必要があります。)
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日本語の本、漫画、教科書(長期滞在親子留学者向け)
カナダに来ると日本語環境がなくなり、子どもたちはあっという間に漢字を忘れます。学年によってはカタカナが怪しくなることもあります。その対策として、マンガ、ドリル、日本語の文章が書かれたアイテムが日本語環境づくりに貢献してくれます。
- 漫画(世界の歴史・日本の歴史マンガ)
- 絵本
- 日本の勉強関連のドリル
- 日本の教科書
我が家の場合
あると助かるアイテム
- 日本からの土産品(チョコのお菓子が万人受けします)
- 子どものおもちゃ
- 小型の裁縫道具(コンビニで500円くらいで売っているもので十分役立っています)
- 1週間分くらいの日本食品やお菓子
- 折りたたみ傘(傘全般、カナダでも買えますが重くて壊れやすいです)
我が家の場合
おもちゃは公文の日本地図パズル、UNO、LEGOなどを持っていきました。UNOやLEGOはカナダでもメジャーなおもちゃなので、カナダでも手に入ります。一緒に遊んで仲良くなることもありました。
番外編:スーツケースと機内持ち込み用バッグ、どちらに入れる?
長期滞在となるカナダ留学では、大型のスーツケースが必要になります。ただし、航空会社の重量制限にも注意しましょう。
- 大型スーツケース
- 機内持ち込み用バッグ
我が家の場合
機内持ち込み用バックには次のものを入れました。
- ロストバゲージを避けたいもの
- 貴重品
- 1泊分のお泊りセット
- おもちゃや本、ノート、ペンなど
- カードゲームやレジャーシート
- マスク、クリームなどの乾燥対策
- メガネ、コンタクト、洗顔セット
着替えを入れておけばフライト遅延やキャンセルになってしまってやむなくホテルステイをすることになったときに対応できます。我が家は乗り継ぎがあったので上記を持って行き、どこでも子どもたちが座って遊べるように準備をしました。嵐で乗継便がキャンセルになったときも不自由なく過ごすことができました。
まとめ
カナダ親子留学の持ち物は、必需品から日用品まで多岐にわたります。この記事で紹介したリストが家族に必要なものを見極めて準備を進める際の参考になると嬉しいです。カナダでの新生活をより快適にスタートできますように!